1949-05-27 第5回国会 衆議院 農林委員会 第33号
詳細の経過を申し上げる段階にございませんので、適当な機会に申し上げたいと存じまするが、ことしは輸入食糧が百八十数万トンで需給の操作が一應目安はついておるのでございますが、來年度に相なりますならば、人口の増加もございますし、あるいは労務加配等においての問題もありますし、それからそのほかいろいろな関係からいたしまして、百八十万トンや二百万トン程度では需給がつかないというのが來米穀年度の見通しでございます
詳細の経過を申し上げる段階にございませんので、適当な機会に申し上げたいと存じまするが、ことしは輸入食糧が百八十数万トンで需給の操作が一應目安はついておるのでございますが、來年度に相なりますならば、人口の増加もございますし、あるいは労務加配等においての問題もありますし、それからそのほかいろいろな関係からいたしまして、百八十万トンや二百万トン程度では需給がつかないというのが來米穀年度の見通しでございます
○稻村委員 もう一度はつきりしていただきたいのですが、來米穀年度の話だとか、天候の話、肥料の話、これはもう將來の計画の話なので、今年の生産によつてこの年、來年度の食糧計画を立てる、供出問題もそこにあるのであつて、当面の問題である。百姓にとつて、供出問題について今一番問題になることは今年どうなるかということであります。今年一体供出をさせるつもりなのであるか、この供出後自由販賣をするのかどうか。
しかしその点に関連して今お尋ねの、今年中はやらないが、來米穀年度からやるのかという事柄につきましては、ただいまお答えを申し上げる時期でないということを申し上げます。
それから馬鈴薯につきましては七十七万四千石、早掘りの甘藷につきましては九十五万五千石、それから十月までの新米につきましては百二十九万七千石、これらのものを予想しておるのでありまして、この國内の供給高に対しまして、需要高は、來米穀年度に対する必要な持越高を含めまして千七百三十四万一千石でありました。従いまして差引不足高が八百四十五万四千石となります。
その間今日決定されて來米穀年度までそういう米價で行かれたのでは、まつたく農民は犠牲の上にもまた犠牲を強いられるようなことになりますが、それらの差額は一體どういうふうに補償されるか。そういう點について一つ大臣の御意見を承りたいと思います。
しかしながら、世界の食糧事情、殊に來米穀年度に思いをいたしますならば、政府といたしましては、万難を排してこの割当の百パーセント供出を速やかに完遂しなければならない重大なる責任があるのであります。
しかるに、わが國の食糧は自給自足ができないことが明らかでありますのに、世界的食糧事情によりまして、來米穀年度には輸入が半減せられるのではないかと傳えられております。この際われわれは、食糧の増産と供出に最大の努力を拂わなければならぬと考えるのであつて、本決議案がただいま上程されましたことは、まことに、その当を得たものと考えるのであります。
かくすることによつて年度内にほとんど二十二年の米の供出というものを完了して、しこうして來米穀年度に對するところの一應の安心をもつていこう。
しかしこれは從來しばしば申し上げましたように、かりに配給基準量は二合五勺という基準を動かさないといたしましても、勞務加配の面において、また蛋白、脂肪等の給源等の面において、國民榮養の立場においては、來米穀年度からは相當に總合食糧政策をとることによつて、國民に十分食糧問題の安心を與えるようにいたしたい。
(拍手) 尚私共といたしましては、かようなる状況の下に決して樂観することなく、來米穀年度におきましては現在実のらんといたしておりまするところの二十二年産の米に関しましては、少くとも九月中にはその供出割当を断行いたしまして、今年内においては大半の供出を完了するの勢を以て今年の米に対するところの供出制度を新たに改正し、而して來米穀年度からは眞に遅配欠配をなくして、主要食糧に関する限りは殆んど闇をなくし
食糧事情きわめて困難を告げまして、あらゆる方面におきまして國民生活の不安の声はまことにやかましいのでありますが、われわれは、かようなる連合軍の好意ある態度によりまして、ここに一應の食糧問題に関する見透しを得ますと同時に、全國農民諸君がかようなる供出の成績の上において異常なる努力をささげておられますことは、祖國再建の途上において、まことに慶賀すべきことであると固く信じ、われわれは一層奮励努力いたしまして、來米穀年度
それから現在政府が採つております二合五勺配給の基準量というものを、來米穀年度からこれを増加したらどうか、こういう御意見でありますが、これは現在においてさような考え方も持つていろいろ交渉し折衝いたしておるのでありますが、この際ここにおいて二合五勺を増配できるということを申上げるわけには参らないのであります。
○國務大臣(平野力三君) 從つて以上申上げましたように、一應私共が非常に困難を感じましたこの端境期までの食糧政策が先ず一安心ということになりますならば、先刻岩木委員からも御質問がありましたが、十一月一日からの新米穀年度におきましては、今から落付いて、來米穀年度をどうするかというこの對策が立ち得るのでありまして、この點につきましては、私共としてはこの際十分あらゆる問題を考慮いたしまして、來米穀年度からは
この點において、あなたのおつしやるひとつの一線を示せということに對して、明確に申し上げることができないことは、お許しを願いたいと思いますが、さて私といたしましては、しばしば申し上げております通りに、來米穀年度でありますところの今年十月一日からは、食糧行政の上に於いてひとつの新たなる方策をとつていきたい。
この點にほとんど全力が傾倒されているのであり、またかように追いこめられているので、蛋白及び脂肪給源による食糧問題が、實質的に論ぜられている面が割合少いのであります、しかし私といたしましては、來米穀年度からは、これらのいわゆる澱粉質給源に加うるに脂肪、蛋白給源等を勘案いたしました食糧行政を立てたいと思つているのであります。
そこで農林大臣といたしましては、この秋きめた米價を一應基準として、全國民に遅配、缺配をなくする政策が來米穀年度からとり得るならばとりたい。また確實にとろう。こういう考えのもとに現在の食糧行政をやつておりますが、それが實現いたしますならば、ここに實質賃金の問題、やみの取締り及びインフレの防止、こういう問題もここから大體解決できるのではないか。
もしそれ、でき上りました甘藷をほとんど完全に貯藏して、人造米等を製造することができますならば、來米穀年度におきましては、相当わが國の食糧政策には貢献すると考えているのであります。
しかしこのことを補うためには、先刻申し上げましたように來米穀年度からは供出制度というものは根本的にかえて、新しい制度を採用することによつて、現在行つておりますところの矛盾の政策は清算していきたいと思つております。 次に今年の秋の米價の豫想を言えというお話でありました。米價問題は非常に微妙でありまして、殊に農林大臣自身に決定權がないのであります。
それから來米穀年度でありまするところの十一月の一日からは、私の現在の信念といたしましては絶対に遅配欠配を行わないように、來米穀年度からはこの点において絶対一つやりたいということ、このことは、かように申します理由というのは、今年の稲作というものはもとより昨年ほど天候は良くないかと思いまするが、現在配給いたしておりまするところの肥料の面から申しますると、昨年よりは相当良いのであります。
、殆んど絶望状態にありました加里が段々輸入されまして、約十一万トンの輸入を得ておるのでありまして、この議会以來、今期米穀年度におけるところの誠に暗いことばかりの説明を申上げておるのでありますが、この肥料面の方から申しますると、硫酸アンモニアの生産もこの六月におきましては月産七万トンを突破するというような状況でありまして、順次その増産方面に関しましてはいわゆる上昇の面に向つておるという点については、來米穀年度